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正しい知識を身に付けよう
当サイトでは高度先進医療についての知識をしっかり持った上で、看護師がどう先進医療に関われるかをご紹介しております。まず高度先進医療とはどの様な医療内容なのかを正しく知る必要があります。
高度先進医療の現状とは
高度先進医療と聞くと、一般的には末期がんなどにおいて望みのある治療を受けられるものとイメージしている人が多いと思います。確かに高度先進医療は行政上でも認められており、保険診療と併用する事が認められています。しかし、その安全性や有効性は十分に確立されていないのが現状です。確かに中には将来的に「標準治療」になりうる有望な治療法もありますが、その反面効果が期待できない可能性があるものも含まれているのです。
例えて言うなら、プロを目指す有望なアスリート選手のような感じです。プロになる為にトレーニングを重ね試合で実績を積むのと同様、臨床試験という場で試されている最中のものがほとんどなのです。ところが、保険診療で行う標準治療に勝る治療ではないにも関らず、その効果が確立されたかのように世の中では盛んに取り上げているのが現状です。ですので、まずは当サイトで高度先進医療の基本知識を得ましょう。
高度先進医療に携わる看護師
高度先進医療を行う医療機関で働く看護師は通常と全く異なった看護が求められると考えがちですが、一概にはそうとは言い切れません。確かに高度先進医療を取り入れた医療機関で働く看護師は専門性を問われます。しかし、看護というのは患者さんへ寄り添う事が基本にあり、それが先進医療の現場であっても変わらずに行います。ただ、治療を主とする高度先進医療現場では、医師と患者さんの信頼関係がクローズアップされる事が多くなるのです。その為看護師も専門知識を持つ事が必要ですし、その医療技術提供の場で補佐役に徹する場面も出てきます。
キャリアアップできる職場
専門性が高い高度先進医療の現場で働く看護師は、最新の医療を学べるだけではなく看護師自体のキャリアアップも可能となります。看護師が直接高度先進医療を行う事はもちろんありませんが、専門看護師や認定看護師として看護師のスペシャリストを目指す人には最適な職場です。また、将来管理職を目指す看護師にも学べる事が多い環境となるはずです。高度先進医療に携わる看護師には様々な研修サポートも用意されていますので、高度先進医療に携わりたい、キャリアアップを目指したいという高い志がある看護師なら一度は経験するべき職場でしょう。